ぬぬん!

やってみたこと,思ったこと

人生のアンチパターン踏んだので書いておく (妊娠/出産/育児 編)

沖縄に移住して1年たったぜイエイ!って記事を書こうと思っていたけど
後悔の多い暗い記事になりそうだったので
ここはアンチパターンと名をつけて
自分の備忘録&同じ悲しみに暮れる人を一人でも減らすために
書き綴ってやろうじゃないかとなった記事です

そして、この記事は
ただひたすらにアンチパターンを書き綴ったものであり
正解はまだない or 知らない

ざっくり背景

2017年12月 東京の会社を退職 / 妊娠発覚
2018年 1月 東京->沖縄に移住 / フリーランス業開始
2018年 5月 フリーランス業 休業開始
2018年 8月 出産
2019年 1月 現在 9:1 = 育児 : 仕事

(1) 妊娠期間中のチャレンジはするもんじゃない

前職で退職高らかに宣言し、沖縄への引越し先も決定
楽しい送別会もしてもらった。

あとは引っ越すだけという時、妊娠発覚。
発覚と同時に「沖縄という慣れない土地で妊娠期間を過ごす」ということが決定した。

慣れない土地というのを甘く見てはいけない。
誰も知らない、友達もいない、近所のお店もよくわからない 。

ゼロからスタートとは、
そういう不安な気持ちに勝っていかなければならない。
勝つことを強いられていることを忘れてはいけない。

このゼロからスタートが妊娠期間と重なった結果として、
出不精になり、気分は落ち込み、話し相手も店の店員くらいになり
今思えば見事にメンタルが死んでいた

夫が東京に出張と聞けば
毎回暗闇のどん底レベルで落ち込んでいた

どこにも逃げられない、動けない、調子よくない
などの「ないない」に追い詰められ
出産1ヶ月前までは暗い気持ちだったと思う
出産間近はこども産まれるウェーイでアゲアゲだった

(2) フリーランスで産むのはオススメしない

移住を機にフリーランスになった。
給料は自分で稼ぐ、有給/産休/育休なんてものはない。

つわりはそんなに酷い方ではなかったと思うけど
それなりに吐き気はあった。

トイレとデスクとオフトゥンをくるくる移動しながらのお仕事だった。

フリーランスになり、「たくさん働くぞーーー!」のやる気に満ちていた気持ちは
どんどん体調不良に追いやられて
最後には自己嫌悪の材料にしかならなかった

正直体調よりもこの自己嫌悪が一番つらかった。
「なんでこんなに上手くいかないんだ 、悪い事したっけな?」と悶々と考える日々を過ごしていて
「タイミングが悪すぎたんだ」という答えは一切出てこないで鬱々してた

本当は出産ギリギリまで働くつもりだったけど
出産予定4ヶ月前で休業を開始した

生産性ゼロの無給人間が爆誕した。

コレが会社勤めなら有給や産休で無給を逃れたんだろうけど
フリーランスという職を選択したが故に損失になってしまった

(3) 無給状態で年金/住民税を払うもんじゃない

休んでいても日本国民として請求されるものは請求される

年金/住民税の請求が来た

当たり前なのだけども
無給人間的にはとても辛い。

しかも住民税の金額って、去年の収入をもとに算出するので
結構痛い。無給なのに働いていた時と同額求めるのか。

ともあれ、財布を痛めつつ、なんとか支払いました。
年金は保険料免除制度というものがあるので払わない選択肢もあったが、もはや意地で払った

そして最近、年金は免除になるようになったらしい。いい話。

www.nenkin.go.jp

(4) 田舎/陸がないので育児アウトソーシングが難しい問題

これは産んでからの話です。

子どもが爆誕すると、
自分のための時間がゼロに近づきます。
体力/精神/時間をゴリゴリ削られます。

「だ、だれか助けて。。。。」となった時
どうすればいいか。

当たり前ですが、沖縄は海に囲まれています。
飛行機がないと、家族、友人に会いに行けません。
気軽に馴染みの人に頼る/息抜きを求めるというのは不可能となります。

じゃあ、ベビーシッターサービスを使おう!

HAHAHA, 田舎にそんなのあるかよクソワロタ。

明確に言えば、ベビーシッターサービスを運営するKIDSLINEさんというのがあり、
沖縄にもシッターさんが登録されているのだけども
稼働しているか怪しいレベルで申し込みできません。(都市圏ばかり充実している)
なのでベビーシッターサービスは実質無い。

もしこの記事がベビーシッターサービスを運営するKIDS LINEさんの目に止まったなら 言いたい「沖縄のシッターさんを増やしたほうが儲かるよ!!!!!」

一応地方自治体が運営する、ファミリーサポートという子ども預かりサービスがあるのだけど
1ヶ月前に申し込むという形態を取っており
「明日、明後日くらいに疲れが爆発しそう死ぬ」って思ったときには使えない

大半ギブアップのときはこういう事象なので利用は一度も出来てない

アンチパターンまとめ

アンチパターンとして4つ上げましたが、
まとめると会社員ステータスを捨てて不慣れ土地で子どもを産むとめっちゃ辛いということです。
あと、このアンチパターンのせいか決定付けまでは行かないけど、1年で預金が100万減ったらしいぞ、ウケるw

そんなこんなで、予想以上に辛い1年だったので書いておきました。

よく、この手の出産にともなうネガティブ記事に対して
「じゃあ子ども産まなきゃよかったじゃん」みたいなレスを見ますが
悪いけどそこは「子ども欲しかったんだよ、うるせぇ黙れ」ですね。 そういうのを見るたび、「クソリプじゃん、心に留めておけよ」と思ってます

まぁ、今回書いたアンチパターンを少しでも知ってもらい
誰かしらの人生選択を少しでも幸せな方向に支えれたらなと思います。